EAがロスカットになるパターン

こちらの記事では、「EAがロスカットになるパターン」についてお伝えしていきます。

 

何度もお伝えしているように、絶対に溶けないEAはこの世にありません。
ナンピンマーチン型のロジックであれば、相場が逆行すれば含み損はどんどん増えていくのでいつか必ずロスカットになります。

 

では、ロスカットになる時の相場はどのような相場なのか見ていきましょう。

 

自動売買には得意な相場と苦手な相場がある

得意な相場

EAの得意な相場はレンジ相場です。レンジ相場とは、一定の幅の中で価格が上がったり、下がったりを何度も繰り返す状態のことをいいます。

 

一定の幅で上下を繰り返すので、この幅の中にある限り、EAは利益を生み出し続けてくれます。
このレンジ相場がずっと続いているうちは、EAは溶けることはありません。(※そのEAが耐えられる幅である限り)

 

苦手な相場

EAの苦手な相場はトレンド相場です。トレンド相場とは、一方方向のトレンド(方向性)が出ている状態のことを言います。

押し目(反発)が少なく、一方方向にどんどん上がっていってしまうので、
利確されないままどんどんナンピンを重ねていってしまい、いずれ含み損が証拠金を上回るとロスカットになってしまいます。

 

EAが溶けるのはトレンド相場

EAが溶ける時は決まってトレンド(一方方向の動き)が出ている時です。
トレンドは1日で大きく出ることもありますし、数日かけて形成していく場合があります。

 

レンジ相場が永遠と続けば、EAは溶けずに一生利益を生み出し続けてくれますが、
相場は生で動いていますので、さまざまな経済ニュースなどによってトレンドが発生します。

 

下記は実際のドル円のチャートです。

このように、相場はレンジ相場とトレンド相場を繰り返しています。
では、トレンド相場が出やすい時はどのような時でしょうか。

 

トレンドが出やすい時

主に下記の時にトレンドが出やすいです。
そのため、事前に防げるものに関しては、状況に応じてEAを停止しておくという対応が重要になります。

・重要経済指標
重要経済指標の時は、その指標の結果を見て大口はトレードをします。予め公開されている予想値よりも結果に乖離があった場合は、かなり相場が動き強いトレンドが出やすくなります。

 

・重要経済指標の翌日
為替相場は、主にアメリカの経済指標を中心に動いているため、指標の発表は日本時間で夜の21時以降が最も多くなります。

そのため、夜の時間帯は日本の大口はトレードができないため、前日の指標の結果を受けて朝から取引を始めるので、指標の翌日の午前中から日本勢のトレンドができやすくなります。

また、指標の発表が夜中の3時以降になると、ロンドン勢も取引を終えているため、翌日のロンドン市場が始まると前日の指標の結果を受けてトレードをするロンドン勢の勢いでトレンドが発生することが多々あります。

よって、強い経済指標や予想値との乖離が大きく動いた指標の翌日は、東京・ロンドンの大口が次の日にトレンドを作るため、どんどんナンピンを重ねていき、NY時間でさらに逆行してロスカット、というパターンがとても多いです。

ですので、指標時だけ気をつければいい、ということではなく指標の翌日もトレンドが発生しロスカットしやすくなりますので、指標の翌日は1日停止するか、午前中に様子を見てから稼働開始することを推奨します。

 

・月末月初
月末は、締め日でもあるため、大口はその月に取引していたポジションを決済(利確)することが多いため、相場が動きやすくなります。

また、GPIF(国民年金機構)などは、国民の大事なお金を運用しているため、しっかりとトレードスタイルが決まっています。何にいくら投資をする、というポートフォリオが組まれているため、その月に運用しそれぞれ損益が出るとそのバランスが崩れるので、そのポートフォリオを元に戻すための「リバランス」ということをしてきます。

これにより、これまでの動きとは全く異なる動きをしてくることが多いため、月末月初も大きく動きやすいといわれているので、EAによっては稼働停止しておくほうが安全です。

 

・大型連休
連休は、その国の大口がトレードをしないため、薄商いになりやすく、その状況を狙って一気に相場を動かされることがあります。薄商い(取引量が少ない)ということは、普段よりも少しのお金で相場が動きやすくなっているので、仕掛けられやすいと言われています。

 

・突発的なニュースがでた時
例えば、戦争や大きな地震・災害など、予想だにしない出来事が起こった時には、その国の通貨が売られることになるため、相場が大きく動きトレンドが出やすくなります。

ですが、突発的なニュースはいつ出るかわからないので、事前に防ぐことはなかなか難しいため、ハイリスク型のEAだとロスカットしやすくなります。

 

・突発的なニュースと指標が重なった時
指標の前後で大きな経済ニュースが出ると一気にトレンドが発生しやすくなります。
ですが、これもいつニュースがでるかわからないため、ゴールドEAの場合は、指標がある時は1日稼働を停止しておく、というほうが今は安全です。

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